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高岡市の「中川接骨院」モバイルサイト

富山県高岡市の「中川接骨院」です。出産後の骨盤のゆがみは、腰痛や肩こりの原因の一つです骨盤矯正することによって今までの不快な症状が和らぎ,痛みが軽減されることでしょう。相談は無料です。
交通事故でケガをされた方の施術と適切なアドバイスもします。
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出産3ヵ月後に夜中の授乳時と起床時に左臀部に疼痛

 【問診】
出産3ヵ月後に夜中の授乳時と起床時に左臀部に疼痛を訴え来院
【検査】
前屈と左回旋時に左仙腸関節に運動痛あり、ケンプtest(-)、SLR(-)、知覚(-)、腱反射(-)、仙腸関節ストレスtest(+)左前方腸骨、左大腿直筋↓左腸腰筋↓左ハムス筋↓
【施術】
(初 日) 腹臥位でブロックを挿入し骨盤の変位を矯正し、左ハムス筋↑、アクティベータでバランスを整え、骨盤隔膜リリース、腹部の圧痛と緊張を除去、前屈と回旋運動痛は消失しテーピング貼付で施術終了
(7日目) 前回の治療後に便通は驚くほど良好だが、起床時の疼痛は残存
前回と同様な施術で終了一週間後の経過を診る。
【考察】
女性の場合、骨盤が最大限に開くのはなんといっても出産時。妊娠してから出産までの間、骨盤は赤ちゃんがスムーズに産道を通れるようにゆっくりと開き、産後一週間から10日の間に急速に閉じていきます。
この時期に、身体にストレスをかけると骨盤がきちんと閉まらずに、ゆがんだ状態で固定してしまいます。
お産の後は女性ホルモンの分泌が盛んになり、骨盤を閉めている靭帯が緩んできます。

今回の症例では、医師より骨盤バンドを装着するように指導を受けていたのですが、間違った使い方をすると、返って骨盤にゆがみを生じることがあります。骨盤を正常な位置に戻した後に、バンドの装着位置や強さが大切になってきます。
早期の治療は関節を元の状態に戻し、後遺症を残さないためにも重要です。

 

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